歴史を受け継ぐ団地リノベ
団地リノベーション
◇団地リノベの可能性◇
高度経済成長期に多くの住宅を供給するべく全国に建てられました
1950年頃から建築が始まり、1960年〜1970年代に多く建築され現在築60年を迎えています
老朽化、住人の高齢化、逆バリアフリー住宅、治安の悪化、ライフスタイルの多様化などなどさまざまな問題が発生しています。
そんな団地ですが、丁寧に維持管理され、丁寧にリノベーションすればまだまだ現役です
レトロ部分も残しつつほぼ新築に
古くなった集合住宅でもインフラ部分(電気・水道•ガス・雨漏り)がしっかりしていれば、新築のように生まれ変われます
玄関ドアやサッシは共用部分ですので交換できません
ですが、古い建物をリノベーションする場合、コストをおさえつつ新築のような空間を演出することを考えます
既存の間取りや意匠を上手く活かしつつ、現在の生活スタイルに合わせた新たな間取りの提案
上記の画像はもともとは和室の押入れです。
当時はまだまだ、和室で畳の部屋が主流、ベットで寝る生活が一般的では無いので当たり前ですね
当時の物を生かしつつリノベーション
建具や棚などは解体して天袋を残し、白いペンキでペイント
いい感じに仕上がったかな?
60年前の職人さん、設計士さんとコラボしたような気持ちです